悠言録

 公職選挙法違反容疑事件を起こし、多額の現金を渡して都知事辞任の事態を招いた医療法人徳洲会グループに、とことん固執している生駒市の山下真市長が3選を果たした▼しかし、投票率は前回を14ポイント以上も下回り、自身の得票数は全有権者の4分の1にとどまった。それで山下市長は徳洲会を指定管理者とする市立病院事業は信任を得たとしているが、果たしてそうだろうか▼また、山下市長は徳洲会の公選法違反容疑の捜査は一段落し事件はこれ以上、広がらないというが、どのような根拠でそのようなことが言えるのか。さらに医療法人の経営に問題ないとも言うが果たしてそうか▼多くの政治家に大金をばらまき「言うことを聞かす」。病院の職員まで選挙に駆り出す。人の命を預かる医療法人が金まみれの経営体質で本当に正常な医療が期待できるのだろうか、疑問でならない▼ぜひとも捜査当局には、手を抜くことなく徳洲会グループの金権体質に徹底的にメスを入れ、その実態を解明していただきたいし、そうすべきであろう▼本紙では生駒市の市立病院問題を少なくとも7年前から一貫して報じてきた。このままだと医療面でも財政面でも市民に大きなツケが回ってくる可能性が大きい。公人であり弁護士でもありながら歯向かう者に対して、自身のツイッターで下品な言葉をぶつける山下市長の体質も含めて、今後も厳しく検証していく。(純)

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