悠言録

平成4年のきょう4月25日、人気ロック歌手の尾崎豊氏が亡くなった。26歳だった。当時、民放のみならずNHKを含めたテレビ各局は1か月にわたり尾崎の特集を組んだ▼犲磴カリスマ瓩箸気譟△修了彖曚箜萋阿ら、中学・高校などの教育現場で長らくタブー視されて来たが、近年は評価も変わり、高校教科書に顔写真や歌詞が登場。いまだに根強い人気がある▼米の学者オリビア・フォックス・カバン氏は、カリスマの要素として、確かな存在を相手に示すこと・パワー・温かさの3つを挙げる。力強く自分の存在を相手に示しても、そこに温かさがなければ、カリスマにはなりえない▼大阪府知事選に出馬し、いまや日本維新の会副代表を務める橋下徹大阪市長も一時はカリスマ的存在ともてはやされた。そのカリスマ力でここまで来たが、「温かさ」が欠落し、カリスマ性を失ったような気がしてならない▼来年の統一選まで約1年となった。今回実施した世論調査では、奈良の将来像について、「高齢者にやさしいまち」や「暮らしやすいまち」を望む声が多数聞かれた。県民が求めるのは、力強く政策を推進できる「温かさ」を持った政治家だ▼生前、尾崎は「人ひとりが幸せになるか、不幸になるかは、そばにいる人のちょっとした優しい言葉だったりする」と語っている。夢を追い続け、猛スピードで人生を駆け抜けた犲磴カリスマ瓩里佞箸靴拭峅垢さ」を感じる言葉だ。(虎)

続きは本紙をご覧下さい。

購読のお申し込み