悠言録

 プロ野球が開幕し、本格的な春の訪れを感じさせる。ひいきチームの勝敗に一喜一憂するファンも多いだろう▼昨年9月、ウエスタン・リーグのオリックス―阪神戦で、県内の2軍戦では過去最多となる5116人の観客を集めた。1軍の試合では数万人の観客が集まり、改めて野球人気の高さがうかがえる▼しかし、奈良にもバスケット、サッカーなどスポーツチームがあるのを忘れてはいけない。日本プロバスケットリーグ、bjリーグに所属する「バンビシャス奈良」の今シーズンホームゲーム22試合での1試合平均観客数は1291人。3月に開幕を迎えたばかりの日本フットボールリーグ(JFL)に所属する奈良クラブは、同じく2試合で1770人。異なる競技を比べるのは少々強引だが観客動員数に限れば、プロ野球の2軍戦より少ないのが実情だ▼バスケットやサッカーなど「地方」をホームタウンとするチームが誕生する一方、観客動員低迷など財政悪化で消滅するケースもある▼チケットの購買で運営しているチームであれば、観客動員数は人々に受け入れられているかを測る1つの物差しだ。バンビシャス奈良、奈良クラブは創設以来奮闘しているが、リーグ内で決して強いと言えず、さらなる人気を獲得するためにも一皮向けてほしいところ▼スポーツには勝敗より大事なものがあるのは百も承知だが、県民が誇りを持つためにも犇くある瓩海箸魎蠅Α(直)

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