悠言録

 子どもたちにとって待ちに待った夏休みがスタート。近畿地方は18日、平年より3日、昨年より6日早く梅雨明けし、夏本番を迎えた。今年の梅雨期の雨量は平年の1・5倍と多雨となった▼日本史ではこの梅雨期に歴史の大転換を迎えることが多い。大化の改新につながる乙巳(いつし)の変は大雨の中、蘇我蝦夷が粛清され、鎌倉幕府の滅亡、応仁の乱勃発もこの時期だった▼戦国期に入ってもこの流れが続く。織田信長が今川義元を破った桶狭間の戦い、明智光秀が織田信長を討った本能寺の変に始まり、豊臣秀吉が中国大返しの後、明智光秀を倒した山の戦いまでの一連も梅雨期。歴史は雨の中で改革を遂げてきた▼参院選も終わり、注目はいまだ梅雨が明けていない首都の顔を決める選挙に集まっている。過去最多の21人が立候補しているが、事実上は3候補の激戦の様相を呈している▼各全国紙の世論調査を見ると、「政策」を重視するとする有権者が多いが、実際には政策論争というよりも批判合戦の色合いが強い。戦時中にも流言飛語で相手を混乱させる戦略もみられたが、これはあくまでも裏の手。卑怯な手で勝ちを収めても民衆は支持しないだろう▼2代続けて「政治とカネ」にまつわる問題で辞任するなど根強い政治不信の中での梅雨決戦。選挙期間中には梅雨も明けるとみられるが、勝者が牘後の筍(たけのこ)瓩砲覆蕕覆い海箸魑Г蠅燭ぁ   (虎)

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