悠言録

 今夏の甲子園は、花咲徳栄が埼玉県勢初の優勝を成し遂げ幕を閉じた。今大会の主役は広陵の中村奨成捕手。準決勝で2本の本塁打を放ち、計6本で1大会個人最多本塁打記録を塗り替えた▼それを一番近くで見ていた天理ナイン。9回に5連打などで3点差に迫った粘りは、高校野球ファンや県民の胸を熱くさせた。天理の選手たちには大きな拍手を送りたい▼その選手たちを陰で支えているのが保護者や地域の人たち。選手たちはインタビューなどで何度も感謝の気持ちを述べていた▼そしてベンチ入りできなかった野球部員らの応援。天理の伝統で団長は話すことも動くことも許されず、無表情で試合を見つめていた。しかし敗戦の瞬間におもわず流した涙を見て、もらい泣きした人も多かっただろう。華やかな表舞台の裏には、それを支えるために汗をかいている人がいる▼犢短勹爛蹈広瓩任呂覆い、決勝戦が終わるとなんとも言えないさみしさが込み上げてくる。球児のプレーが見れないだけでなく、夏の終わりを告げられたような気持ちになる▼本紙も深く関わっている「ぐれーとさまぁーふぇすた☆ならまち遊歩」はきょうが最終日。期間限定の「猿沢池池床」では、普段体験できない幻想的な雰囲気を味わうことができる。この池床づくりの裏でも多くのスタッフが汗をかいている。まだ足を運んでいない人は、ぜひ池床で夏の終わりを感じてもらいたい。(梶)

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