悠言録

 安倍晋三首相が来月に総選挙を行う意向を示して政界が慌ただしい。北朝鮮情勢が緊迫する中での解散。国民のために人事を尽くさず、「党利党略の解散」と批判が相次いでいる▼元政策秘書への暴行・暴言で18日、謝罪会見を行った豊田真由子衆院議員は、「お涙ちょうだい」で模範回答を繰り返し、結局今後も議員活動を続ける考え。その狎泙譴覆た喚瓩砲老桧佞鯢修垢、衆院選に出馬すれば苦戦は必至▼自民党は離党した豊田氏の後任候補として、埼玉4区に地元出身者を擁立する方針。豊田氏の後援会長を務める地元の医師も支援はしない意向。そんな逆境の中、どう選挙を戦うのかは見ものだ▼「逆境の中で咲く花は、どの花よりも貴重で美しい」とは、倒産寸前の危機を乗り越えて大成功を収めたウォルト・ディズニーの言葉。豊田氏は「ピンクモンスター」のイメージを覆し、花を咲かせることができるか▼情報のデジタル化が進み、新聞業界の市場規模は現在、縮小・減少傾向にある。逆境の中、減少した購読者をどのようにして回復させていくかは、われわれ新聞業界全体の大きな課題だ▼本紙が主催する新生奈良研究会の新年度総会は25日、昨年現役を引退した三浦大輔投手を講師に迎え、奈良ロイヤルホテルで開かれる。テーマは「逆境での闘い方〜折れない心をつくるために」。チームやファンのために人事を尽くした男の言葉を、心して聞きたい。(梶)

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