悠言録

 自民党・公明党が衆院の3分の2を超え、県選挙区でも自民が独占し、犲民王国・奈良瓩復活した形となった▼投票日当日、県のホームページにも県選挙管理委員会が『衆議院議員総選挙等の投票日を迎えて』と題し、投票を呼びかけた。これからの国政や県政の進路が決まることは重々理解しており、筆者自身も1票を投じた。とは言え、今回は選挙どころではなかった▼台風21号の影響はあまりにも大きすぎた。県と大阪府を流れる大和川が三郷町で氾濫し、浸水被害が発生。同町や王寺町などでは避難指示が出された。その他の場所でも大雨による浸水や、土砂災害の危険性による避難指示などが出たところもあり、不安な一夜を過ごした方も多いはず▼にもかかわらず、テレビでは夜になると選挙報道一色。メディアにとって犖せ場瓩任發△蝓△海瞭に合わせ各社が準備をしてきたに違いない。どこよりも早く開票結果を届けるために▼一方、日本各地で猛威を振るっているにも関わらず、被害の状況などの報道はテロップで流れたり、選挙報道の合間に伝えられるばかり▼確かにどちらも重要度の高いニュース。ただ、命の危険を感じる人が多くいたにもかかわらず、選挙報道が優先されたというこの流れには、同じメディアを生業とする一人の人間として疑問を感じる。メディアとしての面目を保つためかも知れないが、人命を軽視して良いはずがない。(佑)

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